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一般社団法人地域共同獣害対策推進協会とは

野生鳥獣より農業被害や人的被害は依然として高い水準にあり、令和5年度には52万頭の猪が捕獲され、農業被害164億円にのぼりました。

こうした現状は営農意欲の減退、耕作放棄・離農の増加等、農業に深刻な影響を与え続けています。

また、近年では市街地への野生鳥獣出没が大きな問題となってきており、野生鳥獣による人的被害も徐々に深刻度が高まってきています。

被害軽減のためには継続した獣害対策が必要ですが、有害鳥獣捕獲従事者の高齢化による減少が加速度的に進み、有害鳥獣捕獲従事者の拡充が喫緊の課題となっている現状では、IoT技術など新たな手法を取り入れた省力的かつ効果的な獣害対策の導入がよりその必要性を増してきています。

私たち地域共同獣害対策推進協会はこうした現状を鑑み、旧態依然とした獣害対策を進めるのではなく、新たな有害鳥獣捕獲従事者拡充の手法やIoT技術を活用した捕獲作業の省力化を進めながら、獣害対策地域と密に連携をとりながらより効果的かつ継続的な獣害対策を進めてまいります。

獣害のない、調和のとれた美しい里山を目指して。

かつての館山は美しい里山があり、豊かな田園風景が広がっていました。

ところが年々増加する有害鳥獣による被害で里山は荒れ、今や田園風景も獣害対策の柵の向こうの風景となってしまいました。

私たちはこうした状況を憂い、かつての美しい里山や田園風景を取り戻すべく獣害対策のための団体を立ち上げました。

獣害対策という難関に立ち向かい、後世に美しく豊かな里山を残せるよう邁進してまいります。

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